2019年4月1日に新元号「令和」が発表されました。

新元号「令和」の出典が「万葉集」にある歌の序文「初春の令月にして　気淑（よ）く風和（やわら）ぎ　梅は鏡前の粉（こ）を披（ひら）き　蘭（らん）は珮後（はいご）の香を薫（かおら）す」から二文字をとったことを明らかにしました。

「万葉集」については「我が国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書」と説明しています。

典拠は奈良時代に完成した日本に現存する最古の歌集「万葉集」。

日本で記された国書に由来する元号は確認できる限り初めてとなります。

元号を改める政令は即日公布され、皇太子殿下が新天皇に即位する5月1日に施行されます。

本屋では「令和」の出典となった万葉集に関連する本が、早くも売れているそうです。

天皇陛下は4月30日に退位します。

5月1日に皇太子殿下が即位し、新元号が始まります。

天皇退位に伴う改元は、光格天皇の退位で「文化」から「文政」に改元された1818年以来、約200年ぶりとなります。

例年4月1日のエイプリルフールは、各企業が様々な事柄でニュースを騒がせています。

しかし、今年は新元号が決まるということで各企業「令和」商戦が始まりました。

ニュースでも新元号ばかりが流れ、街に配られる号外も所によっては人だかりができたようです。

我早くと、新元号を待ちわびる企業も多数あったでしょう。

発表されるや否やグッズやツアー、お菓子、さらには曲まで出ました。

「令和」セールを行う店もあるそうです。

改元される2019年5月1日その年1回限りの祝日扱いとする特別法案が成立したことによって、5月1日は祝日となり2019年のゴールデンウィークは10連休という長さになりました。

これを受け、ツアー会社は国内・国外問わず忙しくなることでしょう。

しかし、いくら10連休とはいえ休めない人も多々いるようです。

一体今年のゴールデンウィークは、どうなることでしょう。